TOELF iBT初心者必見！おすすめの勉強方法と参考書を紹介！

2023年11月12日2024年5月24日

「海外の大学に行きたいけど、TOEFLのスコアが足りない…」と悩んでいる方が多いのではないでしょうか。

TOEFLは海外の大学進学などでスコアの提出が必要なテストです。TOEICほど受験者数が多くないため、教材や情報の数も少ない傾向にあります。初めて受験される方にはハードルの高い試験です。

そこで本記事ではTOEFL初心者の勉強法についてご紹介します！

・TOEFLの基本情報
・おすすめの勉強方法
・おすすめの参考書やアプリ

ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね。

TOEFLとは

TOEFL（Test of English as a Foreign Language）とは、英語を母語としない学生の英語力を測定するテストです。

「Reading」「Listening」「Writing」「Speaking」の４つの能力を総合的に評価します。アメリカやカナダの大学や大学院への進学する際にもTOEFLスコアが必要です。

TOEFL iBTとTOEFL ITPの2種類ある

TOEFLには、iBT（Internet-Based Test）とITP（Institutional Testing Program）の2種類があります。

iBTは、コンピューター上で受験するテストです。リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの4つのセクションから構成されています。海外の大学入学要件として設けられているのがTOEFL　iBTのスコアです。

ITPは、紙と鉛筆で受験するテストです。リーディングとリスニングの2つのセクションから構成されています。TOEFL ITPのスコアは大学進学には使えません。

TOEFLとTOEICの違い

TOEICとTOEFLは、どちらも英語力を測定するテストですが、その目的や出題形式にはいくつかの違いがあります。

	目的	出題形式
TOEIC	ビジネスシーンの英語力の測定	・リーディング・リスニング
TOEFL	大学や大学院での学習に必要な英語力	・リーディング・リスニング・ライティング・スピーキング

ご自身の目的に合わせて試験を選びましょう。

TOEIC初心者の方の勉強法についてはこちらの記事をご覧ください。
【英語初心者向け】TOEICおすすめの勉強法！600点突破に向けてやるべきこととは？

TOEFL iTBの難易度は高い

TOEFL iTBは、英語を母語としない学生を対象としたテストであるため、難易度は高めです。TOEFL iTBのスコアは、0点から120点の間で評価されます。

スコアの目安は、以下のとおりです。

スコア	目安
0~55	英語力は十分ではない
56~70	英語力は最低限備わっている
71~80	英語力は十分であり、大学の授業についていける
81~90	英語力は優秀であり、上級レベルの授業にもついていける
91~	英語力は非常に優秀であり、研究者や教師として活躍できる

TOEFL iBT初心者の目標スコアは？

TOEFL初心者は56点を目標スコアにしましょう。56点以上であれば、最低限の英語力があると判断されます。

56点以上を目指すためには、単語力や文法力などの基礎力を身につけることが必要不可欠です。基本を疎かにせず勉強に励みましょう。

初心者向け！TOEFL iBTの勉強法

TOEFL iBTの勉強法は、以下の3つのステップに分けることができます。

TOEFLの基本を理解する
TOEFL頻出単語を覚える
TOEFLの各セクションの勉強をする

TOEFL公式問題集を解く

TOEFLの基本を理解するためには、TOEFL公式問題集を解くことが効果的です。TOEFL公式問題集には、TOEFLの実際の出題形式や問題の傾向が反映されているため、TOEFLの勉強を始める際には、必ず解いておきましょう。

ETS公認ガイドTOEFL iBT(R) (第5版) DVD-ROM版

日本語解説の公式過去問集。リスニングのCD付きです。

定価：7,100円

（画像は公式HPより引用）

TOEFL iBT頻出単語の暗記

TOEFLのスコアを上げるためには、単語力を身につけることが重要です。TOEFLには、頻出する単語がいくつかあります。これらの単語を覚えておくことで、リーディングやリスニングの理解度を高めることができます。

【CD3枚付】TOEFLテスト英単語3800 4訂版

TOEFLテスト対策(iBT・ITP)に必要な単語を3800語が収録されています。

CD付きで発音もマスターできます。

（写真はAmazonより引用）

TOEFL iBT初心者は英文法の基礎を確実に理解する

TOEFLには、英文法に関する問題も出題されます。TOEFL初心者は、英文法の基礎をしっかりと理解しておくことが大切です。最低でも中学英語の文法は完璧にしましょう。

おすすめアプリ：マジグラ

TOEFL iBTセクションごとの出題形式と勉強法

TOEFLは、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの4つのセクションから構成されています。各セクションの勉強法は、以下のとおりです。

TOEFL iBTリーディングの出題形式

TOEFL iBTリーディングセクションでは、海外のアカデミックな環境で使われるような資料やコンテンツをどれだけ理解できるかを評価されます。

学術資料や大学レベルの教科書からの抜粋で構成されるため、文章が長いのが特徴的です。テーマ自体の知識は不要ですが、単語のレベルは必然的に難しくなります。

一般的には使用されないような単語が含まれる場合には、注釈がついているので安心してください。

TOELF iBTリーディングの勉強法

TOEFL iTBリーディングは文章が長く、単語の難易度も高いです。以下の３つを意識して勉強しましょう。

単語力を上げる
精読と音読をする
パラグラフリーディングを身につける

単語力を上げる

TOEFL　iBTリーディングのスコアを上げるためには、単語力を身につけることが重要です。

TOEFLには、頻出する単語がいくつかあります。これらの単語を覚えておくことで、リーディングの理解度を高めることができます。

TOEFLに特化した単語帳を使い、毎日時間を確保して繰り返し覚えましょう。覚えられない単語をまとめてオリジナルの単語帳を作るのも効果的です。

おすすめのアプリ：World Holic!

精読と音読をする

精読とは、文章をじっくりと読み込んで、その意味を理解する学習法です。精読をすることで、文章の構造や内容を理解する力が身につきます。

音読は、文章を声に出して読む学習法です。音読をすることで、リスニング力や発音力も向上させることができます。

精読と音読の両方を組み合わせることで、リーディング力の総合的な向上につながります。

パラグラフリーディングを身につける

パラグラフリーディングとは、文章を段落ごとに理解する学習法です。パラグラフリーディングを身につけることで、文章全体の理解を効率的に行えます。

パラグラフリーディングの練習には、TOEFL公式問題集や、パラグラフリーディングのトレーニングに特化した教材を活用するとよいでしょう。

TOEFL iBTリスニングの出題形式

TOEFL iBTのリスニングでは「講義」と「会話」の2部構成です。

「講義」では生物学の授業、動物行動学の授業、人類学の授業など学校の特定の教科についての話し合いを聞きます。「会話」は学校内で教授や友人と話すシチュエーションに基づいた内容です。

音声は1度しか聞けず、設問も事前に読めないため難易度が高いです。何度も繰り返し解いて慣れていきましょう。

TOEFL iBTリスニングの勉強法

TOEFLのリスニングの勉強は、とにかく繰り返し聞いて発声することが重要です。公式問題集に付属しているCDを用いて反復練習しましょう。

ディクテーションを繰り返す

ディクテーションとは、音声を聞きながら、その内容を書き取る学習法です。ディクテーションをすることで、リスニング力や英語の聞き取り能力を向上させることができます。

TOEFL iBT公式問題集の音源を用意する
音声を聞き取る
書き止めた内容をチェックする
間違えた部分を復習する

初めは再生スピードを遅くしても大丈夫です。間違えた部分の音声を何度も聞き直していくうちに、少しずつ耳が慣れてきます。正確に聞き取れるように反復練習をしましょう。

シャドーイングで声を出す

シャドーイングとは、音声を聞きながら、その内容を声に出しながら追いかける学習法です。シャドーイングをすることで、リスニング力や発音力を向上できます。

シャドーイングの音源と録音機材（スマートフォンなど）を用意する
音声を聞きながら発音する
聞こえた音をそのまま真似する
音源と録音した自分の発音を比べる

音声と自分の発音を比べて、正しく発音できているかを確認します。シャドーイングも遅いスピードから始めても問題ないです。慣れるまで粘り強く頑張りましょう。

バリ留学女子のさやちゃん

シャドーイングについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください！

TOEFL iBTライティングの出題形式

TOEFL iBTライティングでは、「Integrated task」と「Academic Discussion task」の２部構成になっています。

Integrated taskは「読んで、聞いた」内容を要約してエッセイを書き、Academic Discussion taskは設問に対して「自分の意見を書くタスク」です。

ライティングセクションではありますが、音声の聞き取りや設問の読み込みが必要であるため、英語の総合力が試されます。

TOEFL iBTライティングの勉強法

TOEFL iBTライティングでは英語の総合力が必要になり、難しいと感じている日本人がほとんどです。また正解がないため、自分の文章が正しいのかわからないですよね。

まずは反復練習やツールを使って、ライティング基礎力を高めましょう。

簡単な言葉を使って正確に文章を作る練習

初めは難しい言葉や言い回しを使わずに、簡単な言葉だけで文章を作ってみましょう。

主張→理由①→理由②→理由③→主張という骨組みを作る
簡単な言葉で肉付けしていく
添削ツールを使ってスペリングや文法ミスを直す

日本では最後に結論を持ってきますが、英文では最初が結論です。構成通り順番通りの文章により、論理的な表現ができます。

またアプリに修正された箇所は忘れずに覚えましょう。少しずつ改善していくことでライティングのスキルは伸びます。

おすすめアプリ

「Grammarly」

「DeepL」

英文添削サービスを利用する

ライティングの基礎が固まったら、英文添削サービスを使いましょう。独学ではスコアアップに限界があるからです。

ライティングには正解がなく、自分の文章が良いかわからないという壁に当たります。独学で構造やスペル、文法のミスがない文章は書けるようになりますが、適切な単語や言い回しは身につきません。

公式問題集を解いて添削を繰り返し行い、より適切な文章を書けるようになりましょう。

TOEFL iBTスピーキングの出題形式

TOEFL iBTスピーキングは「Independent task」と「Integrated tasks」の2部構成です。

Independent taskでは身近なトピックについて読んで聞いた後に、自分の意見を述べます。Integrated tasksでは読み聞きした内容を要約して話す形式です。

TOEFL iBTスピーキングの勉強法

スピーキングもライティングと同様、独学には限界があります。スピーキングの場合はとにかくアウトプットが重要です。

積極的に英語で話す機会を作りましょう。

オンラインスピーキングサービスを使う

オンラインでスピーキングの練習をすることで、自分のスピーキングを客観的に評価してもらえます。自分のスピーキングを録音して、発音や内容の正確性などをチェックしながら行うと効果的です。

オンラインスピーキングサービスは自分の好きな場所で好きなタイミングで受けられます。短い時間でも毎日継続することが上達への近道です。

語学留学に行く

短期集中でTOEFLのスコアを上げるには語学留学がおすすめです。強制的に英語漬けの環境になるため、自然とスピーキングのスキルが上がります。

TOEFL対策講座がある学校を選ぶと、ライティングやリーディングなど全てのセクションでのスコアアップが期待できます。１週間からの短期で受け入れている学校がほとんどのため、忙しい方も1度調べてみてはいかがでしょうか。

バリ島の語学学校「バリリンガル」ではTOEFL対策コースをご準備しています。最短１週間から入学可能です。短期集中でTOEFLのスコアを上げたい方におすすめします。

TOEFL iBTの勉強法についてまとめ

TOEFL iBTは、英語を母語としない学生の英語力を測定するテストです。大学や大学院への進学を目指す学生が受験することが多いテストです。

TOEFLiBTのスコアを上げるためには、以下の3つのステップが重要です。

TOEFLの単語・文法を覚える
公式問題集を繰り返し解く
他の人に添削、アウトプットする

TOEFL iBTは難易度の高いテストですが、文法や単語を詰め込んで繰り返し勉強すれば初心者でもハイスコアを狙えます。

しかしライティングとスピーキングの独学には限界があります。オンラインスピーキングサービスや語学学校を利用して客観的なアドバイスをもらいながら勉強しましょう。

　TOEFL対策ならバリリンガル
短期でスコアを上げたい場合は、語学留学がおすすめです。語学留学では、英語を話す環境で毎日英語に触れられます。バリ島の語学学校「バリリンガル」ではTOEFL対策コースをご準備しています。短期集中でTOEFLのスコアを上げたい方におすすめします。ぜひ公式LINEからご気軽にお問い合わせください。