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英語長文の読み方 5ステップ!上達のコツや勉強法も解説

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「英単語と文法を勉強していても、なかなか長文を読めるようにならない……。」そんな悩みを抱えている方に向けて、英語長文のスムーズな読み方や勉強法をご紹介します。英文解釈の基礎を固めることから始め、効果的な勉強法、速読力とリスニング力の向上、実践的な読解スキルの習得まで、英語長文を読むためのコツを伝授します。

バリ留学女子のさやちゃん

英語の長文読解は繰り返しの練習が大切!

目次

英語長文の読み方 5ステップ

英語長文には効果的な読み方があります。以下では5つのステップについて解説いたします。繰り返し練習して身につけましょう。

見出しや箇条書きに着目する

長文には通常、見出しや箇条書きが設けられています。これらは文章の構造を示す大切な手がかりなので、入念に読み取ることが重要です。

見出しは文章の主題やメインの内容を端的に表しています。箇条書きの部分は、詳細な情報や具体例が提示されているはずです。これらをしっかり把握しておけば、文章全体の大枠を正しく理解できます。

文章を大まかにスキャンする

長文を丁寧に読む前に、一度全体を手早くスキャンすることをおすすめします。この作業を経ることで、文章の概要やポイントを先に押さえられます。

スキャンする際は、最初と最後の数行を特に重点的に眺めるとよいでしょう。冒頭には文章の目的や方針が示されていることが多く、結びには要約や主張がまとめられているはずです。他にも、キーワードとなる単語や文節に着目すれば、大まかな流れを把握しやすくなります。

接続詞や移行表現に注目する

長文では、接続詞や移行表現が文章の論理展開を方向付ける重要な役割を担っています。一例を以下の表にまとめました。

接続詞意味
however、on the other hand など逆接の接続詞。視点の転換や対立を表します。
in addition、furthermore など並列の接続詞。新たな論点の付け加えを示唆します。
for example、in other words など例示表現。具体例が続くサインです。
in conclusion、to sum up など総括表現。まとめの部分に入ったことをあらわします。

このように、接続詞や移行表現にしっかり気を付ければ、文章の流れをスムーズに追うことができます。

内容を要約しながら読む

長文を理解する上で最も重要なのは、内容を自分なりにまとめながら読み進めることです。数文節を読むごとに、そこで述べられている要点を簡潔にまとめ直してみましょう。

この作業を通して、文章の要約力が身につくだけでなく、主旨や論理の把握が確実にできます。さらに、間違った解釈に気づき易くなるメリットもあります。自分の言葉で要約することが、本当の理解につながります。

分からない部分は後回しにする

長文を読んでいると、必ずといっていいほど分からない単語や表現に行き当たります。そうした箇所で読み進めるのを止めてしまうと、文章の流れを失い、集中力が切れてしまう恐れがあります。

そこで大切なのが、後回しにする判断力です。分からない部分は一旦スルーして、前後の文脈から意味を推測するのが基本テクニックです。後から辞書で調べるなり、教師や先輩に質問するなりして、分からなかった箇所を補填すればよいのです。

このように、長文の読み方には様々なコツがあります。これらのテクニックを実践すれば、長文が苦手な人でも、着実に読解力を身につけられるはずです。焦らず地道に取り組むことが何より大切です。

英文解釈の基礎を固める

英語の長文読解にも当然英語の基礎が必要です。

文章を正確に読むことの重要性

英文を読む際に最も重要なのは、文章を正確に読むことです。これは、長文読解の基礎となり、速読力や理解力の向上にも直結します。文章を正確に読むためには、以下のポイントを意識することが重要です。

  • 文脈を理解する
  • 主語と動詞の関係を明確にする
  • 長い文でも、チャンク(意味のまとまり)に分けて読む

なんとなくで読めていると思っている人ほど、実は多くの情報を見逃しています。大学受験の英文やビジネス文書など、700語を超える長文になると、1か所でも読み違えると、その後の理解に大きな影響を及ぼします。正確に読むことで、参考書や模試の解説もスムーズに理解できるようになり、勉強の効率が大きく向上します。

この能力は、英語の長文を読む上で基本中の基本であり、鍛えておくべき重要なスキルです。

参考書などの解説を確実に理解する

参考書の解説を理解することは、英文解釈のスキルを向上させる上で非常に重要です。解説を隅から隅まで丁寧に読むことで、英文の構造が明確になり、正確な読解が可能になります。特に、解説中に出てくる文法用語や単語が理解できない場合は、辞書や文法書を使って調べ、しっかりと覚えましょう。

解説を読んだ後は、和訳を試み、解説と見比べて理解度をチェックすることが大切です。以下は、参考書を効果的に進めるための基本的なステップです。

  1. 問題となっている英文を解釈してみる。
  2. 問題の解説を隅から隅まで読む。
  3. 問題を和訳してみる。
  4. 解答と比べて間違っているところがあれば、解説に戻る。
  5. 覚えてなかった文法用語や単語を調べて覚える。

このプロセスを繰り返すことで、徐々に英文を正確に読む力が身につきます。

英文構造の把握

英文を読む際には、文の構造を理解することが非常に重要です。SVOCMの概念を把握することは、文の基本的な骨格を理解する上で欠かせません。SVOCMは、S=主語、V=動詞、O=目的語、C=補語、M=修飾語を指します。これらの要素を正確に把握することで、文の意味をより深く理解することができます。

さらに、動詞の種類によって文の構造がどのように変わるかを理解することも重要です。例えば、be動詞の場合はC(補語)が続くことが多く、makeのような動詞の場合はO(目的語)が続くことが予想されます。このように、Vの種類に注目することで、文の流れを予測しながら読み進めることが可能になります。

英文を読む際には、以下のポイントを意識してください。

  • S(主語)の位置を特定する
  • V(動詞)の種類とそれに続く要素を予測する
  • 文全体の構造(SVOCM)を意識する

これらのポイントを押さえることで、英文の構造をより深く理解し、スムーズに読み進めることができるようになります。

英語長文の効果的な勉強法

英語長文の勉強は闇雲にやるよりも、正しいやり方で効率的に学習した方が良いです。

復習での音読

復習時の音読は、英語を英語のまま理解し、速読力とリスニング力を同時に向上させる効果的な方法です。英語を何度も音読することで、自然と英語が出てくるようになり、英作文の対策にもなります。

音読練習の一般的なスケジュールは以下の通りです。

  • 最初の1週間:新たに学習した文章を30回程度音読
  • 2週目以降:毎日、新しい週の文章を5回、前の週の文章を1回ずつ音読
  • 5週目以降:このプロセスを繰り返す

音読はただ声に出して読むだけでなく、文や単語のつながりを瞬時に把握する力を養うためにも役立ちます。この力がつくと、長文を読むスピードも自然と早くなります。

あらかじめ重要単語や熟語を覚える

長文を読む前に、その分野の重要単語や熟語を確認しておくことが大切です。予備知識があれば、文章の理解がグンと進みます。

単語や熟語の下準備には、参考書の収録リストや単語帳を活用するのが手っ取り早い方法です。題材に関連した単語を中心にチェックし、意味や用例を確認しましょう。語源に着目したり、単語をグループ分けしたりするなどの工夫で、より定着が図れます。

また、インターネット上の学習サイトやアプリを使えば、単語ゲームやクイズ形式で楽しく単語力アップができます。視覚的な刺激を取り入れることで、記憶の定着がより確かなものになります。

音読して発音練習をする

リーディングの際に音読を取り入れると、発音力の向上と並行して、読解力も大きくアップします。目で追うだけでなく、実際に発音することで、単語の意味や文法をより深く身体で覚えられるからです。

特に分からない箇所は、音を立てて読むことで集中力が増し、印象に残りやすくなります。つまずきやすい単語は、何度も発音することで徐々に慣れていけます。

一人で読むのが気恥ずかしい場合は、音声ファイルなどを活用するのも一案です。発音に そぐわない個所は、リスニングの練習にもなります。

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要約やディスカッションを通して定着を図る

長文を読んだ後は、その内容を自分なりにまとめる作業に移ることが大切です。自分の言葉で要約することで、本当に理解できたかをチェックできます。

要約する際は、文章の主旨や要点、具体例などの間違いのないよう注意を払いましょう。間違った部分があれば、その個所に立ち返って、もう一度じっくり確認する必要があります。

さらに、要約したものを友人や仲間とディスカッションすると、より深い理解が得られます。相手の見解を聞くことで、新たな気づきが生まれたり、判断の狭さに気づいたりと、大きな学びが期待できるでしょう。

似た題材の長文に次々と挑戦する

ある長文を読み終えたら、次はその関連するトピックの長文に取り組むというサイクルを作ることをおすすめします。

同じ題材の長文を読み進めていくことで、関係する重要単語や表現が自然と定着していきます。語彙が増えれば増えるほど、次の文章が理解しやすくなるという好循環が生まれます。

また、同じ論理構造や文体に次々に触れることで、長文の展開の捉え方に慣れていけます。新しい長文に取り組む際のハードルが下がり、読解がスムーズになっていくはずです。

リーディング記録をつけて、振り返りを行う

長文学習の効果を確実なものにするため、学習記録をつけることが重要です。タイトル、概要、重要単語、感想などを記録に残し、定期的に振り返ることで、これまでの学習内容を確認できます。

記録を付けることにより、どの程度進歩したかを客観的に把握できます。また、つまずいた箇所を発見できれば、そこを重点的に勉強すればよいというように、今後の学習の指針ともなります。

記録は手書きでも構いませんし、ファイルにまとめていくのもよいでしょう。効率的なのであれば、写真やメモ帳アプリを使うのも適任です。記録の形式はあまり気にならず、自分に合ったスタイルを見つけることが大切です。

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速読力の向上

英語長文を読む上で重要になるのが「速読力」です。スラスラと英語を読むためにも、練習して身につけましょう。

速読力を身につける

速読力を身につけるためには、「返り読み」をしないことが重要です。英語の文を一通り読み終わってから最初に戻って日本語に訳していくプロセスを返り読みといいますが、これを行うと文章を2回読むことになり、時間が2倍かかってしまいます。

返り読みを避けるためには、チャンクリーディングを意識することが効果的です。チャンクリーディングとは、文章を意味のまとまりごとに区切って読む技法で、英語と日本語の語順の違いに慣れることで、読解スピードが格段にアップします。制限時間が少ない試験で高得点をマークするためには、速読力が非常に重要です。

速読力を鍛えるための練習方法としては、短い英文を返り読みせずに一度の読みで理解することから始めることが推奨されます。慣れてきたら、「多読」を取り入れ、英語の文法や構造に親しむことで、返り読みの癖を減らしていきましょう。

音読練習のやり方

音読練習は、英語の長文読解力を高める上で非常に重要な役割を果たします。最初の1週間で新たに学習した文章を30回程度音読することから始めます。この初期段階での集中的な音読は、文章に慣れ親しむことを目的としています。

次に、音読のスケジュールを紹介します。

  • 1週目は、毎日1週目の文章を5回
  • 2週目は、毎日2週目の文章を5回+1週目の文章を1回
  • 3週目は、毎日3週目の文章を5回+1週目の文章を1回+2週目の文章を1回
  • 4週目は、毎日4週目の文章を5回+1週目の文章を1回+2週目の文章を1回+3週目の文章を1回

・5週目以降もこのプロセスを繰り返します。この繰り返しにより、徐々に音読する量が増え、英語のリズムやイントネーションに慣れることができます。

音読練習を継続することで、リスニング力も同時に向上します。音読を通じて英語を口や耳で覚えることができれば、自然と英語が出てくるようになり、英作文の対策にもなります。

まとめ

本記事を通じて、英語の長文読解における効果的な勉強法や読み方のコツをご紹介しました。英文解釈の基礎から、速読力やリスニング力の向上につながる音読練習、そして試験対策まで、幅広いアプローチを取り上げてきました。

英語長文をスラスラ読むためには、文の構造を理解することが重要であり、そのためには構文の取り方やキーワードの抽出など、具体的な技術を身につける必要があります。また、実際に問題を解きながら学んだことを実践することで、より深い理解が得られるでしょう。

最後に、英語の長文読解は一朝一夕には身につかないスキルです。継続的な努力と正しい勉強法を実践することが、読解力向上の鍵となります。

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この記事を書いた人

バリリンガルのインターン生です!東南アジアが大好き♡

元々は医療系の研究開発職をしていました。ニュージーランドの研究所と共同研究の予定が、コロナで頓挫。海外での生活を諦めきれずに退職…!

現在はリゾート地バリ島で海外生活を満喫中!毎日充実していて楽しい!

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