【2024年11月】バリ島・インドネシアの物価は日本の1/3で安い!
インドネシア・バリ島の物価は、日本と比較しても安いです。近年の円安を考慮しても、日本人にとって安価な傾向があります。しかしバリ島は世界的にも大人気リゾート地のため、一概に全てが安いと言えるわけではありません。
バリ島ならではの観光客価格があるため、下調べをしておくことで、現地での生活をより賢く楽しめます。本記事ではバリ島物価 2024年版と現地滞在にかかるお金の諸々についてご紹介します!
バリ島行きを検討中の方や旅行を控えている方に、バリ島物価 の参考になれば幸いです。
バリ島・インドネシアの物価水準は日本のわずか3分の1
バリ島の物価水準は日本のわずか3分の1です。実際は3分の1以下のものもあれば、日本と変わらないものも一部存在します。
ここではバリ島での具体的な値段をご紹介します!
バリ島の食事の費用
ミネラルウォーター | ローカルフード | 高級レストラン | ビッグマック | ビール |
(30円程度) | 3000ルピア(約150円) | 15,000ルピア(約8,000円) | 800,000ルピア(約360円) | 3,6000ルピア(約270円) | 27000ルピア
バリ島の物価は全体的に安いです。ご飯が一食なんと150円で食べられます。1日3食食べてもなんと500円以内!!
対してマクドナルドのようなチェーン店や高級レストランは日本と大差はないです。
またビールなどのお酒だけは日本より高額です。宗教上の理由で、インドネシアはお酒がほとんど流通していません。バリ島は観光客が多いため特別に販売しているため、値段が高騰しているわけです。
物価だけ見ても、その国の文化の違いを感じ取れて興味深いですね。
バリ島の交通機関の値段
バリ島は交通機関も非常に安価に利用できます。特にバリ島ではバイクタクシーの利用が主流です。
近場のカフェやレストランに行く際には非常に便利です。
タクシー10分 (約5km) | バイクタクシー 10分 (約5km) |
約400円 | 約40,000ルピア約110円 | 約11,000ルピア
東京都内にてタクシーで5 km移動すると、約1,620円かかります。バリ島のタクシーがいかに安いかがよくわかります。
費用を抑えるためには、安い航空券を探すことも必須です!詳しくは以下のをご覧ください!
参考記事:日本からバリ島への行き方は?安い航空券の買い方も解説
バリ島のホテルの値段
バリ島といえばヴィラのような高級ホテルのイメージを持たれがちですが、安めのゲストハウスもあります。
ヴィラ | ホテル | 安めのゲストハウス |
(25,000円~) | 2,500,000ルピア~(10,000円~) | 1,000,000ルピア~(3,000円~) | 300,000ルピア~
高級宿については、上を見上げればキリがありません。しかし比較的豪華なホテルでも、シーズンやサイトによって驚くほど安く泊まれることもあります。
価格を最低限に抑えたい方はゲストハウスを選ぶと良いでしょう。プール付きやコワーキングスペース付きなどおしゃれな施設が多く、コストパフォーマンスは抜群です。
比較的安い費用でリゾート滞在できるのもバリ島の醍醐味ですね。
バリ島のアクティビティの値段
バリ島に来たらアクティビティは必須です。神聖なバリヒンドゥー教の寺院やスパ、マリンアクティビティは欠かせません。
物価の安いバリ島では、これらのアクティビティも比較的安価に楽しめます。ここでは代表的な3つのアクティビティの相場をご紹介します!
バリ島の寺院
バリ島には沢山の有名寺院があり、どの寺院にも安価で入場できます。
バリ島の有名寺院
- タナロット寺院 : 60,000ルピア(約575円)
- ウルワツ寺院寺院 : 50,000ルピア(約480円)
- ブサキ寺院 : 50,000ルピア(約480円)
- タマンアユン寺院 : 30,000ルピア(約290円)
全ての寺院を回っても入場料は2000円もかかりません。
リゾート地バリ島でスパ体験
バリ島はスパやマッサージ店が有名で、値段はピンからキリまで幅広いです。
ローカルの人も通う「街中スパ」とリゾートホテルなどにある「高級スパ」の2種類があります。
街中スパ(1時間の全身マッサージ) | 高級スパ(3時間の全身マッサージ+トリートメント) |
100,000ルピア~(1,000円~) | 1,000,000ルピア~(10,000円~) |
街中スパは非常に安価で本格的なマッサージを受けられます。ローカルな人向けとは言え、日本人が受けても十分すぎるクオリティーです。
高級スパはオイルの素材からこだわった、最上級のラグジュアリー体験ができます。どちらも日本と比較すると破格の金額で施術を受けられます。
マリンアクティビティ
バリ島では各種マリンスポーツが楽しめます。日本や他のリゾート地より安価にできるため、挑戦してみる良い機会になりそうですね。
シュノーケリング | バナナボート | サーフィンガイド | 体験ダイビング |
200,000ルピア~ (2,000円~) | 200,000ルピア~ (2,000円~) | 500,000ルピア~ (5,000円~) | 1,500,000ルピア~ (1,5000円~) |
バリ島の綺麗な海で、気軽にシュノーケリングやサーフィンを始められます。
アクティビティ以外にも、バリ島にはおしゃれなカフェがたくさん!以下の記事も参考にしてみてね♪
バリ島の季節による物価変動があるため、ハイシーズンとオフシーズンでも物価は異なる
バリ島の物価は、季節によって大きく変動します。観光のベストシーズンを知ることで、より賢く旅行計画を立てることができます。
ここでは、ハイシーズンとオフシーズンの違い、そして最も安く旅行できる時期について詳しく見ていきましょう。
ハイシーズンとオフシーズンの違い
バリ島のハイシーズンは主に7月から8月の欧米の夏休み期間と、12月から1月の年末年始です。この時期は観光客が急増し、ホテルの宿泊費や各種アクティビティの料金が通常より20〜50%ほど高くなることがあります。
一方、オフシーズンは1月中旬から3月下旬、そして10月から11月です。この時期は雨季と重なるため、観光客が比較的少なく、宿泊費やアクティビティの料金が大幅に下がります。
オフシーズンを狙えば、同じ予算でより豪華な滞在を楽しむことができるでしょう。
雨季でも毎日雨が降るわけではありません。むしろ、スコールが短時間で過ぎ去った後の澄んだ空気は格別です!
最も安く旅行できる時期
バリ島で最も安く旅行できるのは、オフシーズンの中でも特に2月から3月初旬、そして10月中旬から11月中旬です。この時期は、観光客が最も少なく、ホテルやリゾートが大幅な割引を提供していることが多いです。
例えば、ハイシーズンに1泊100ドルするホテルが、この時期には50ドル以下で宿泊できることも珍しくありません。また、レストランやスパなども特別割引を実施していることが多く、全体的な旅行コストを大幅に抑えることができます。
ただし、この時期は雨季であるため、アウトドアアクティビティを楽しみたい方には不向きかもしれません。しかし、文化体験やスパ、ショッピングを中心に旅行を計画すれば、天候に左右されず、リーズナブルな価格でバリ島を満喫できるでしょう。
バリ島・インドネシアの通貨はルピア。ゼロを2つ取ると日本円の金額とだいたい同じ
バリ島での通貨はインドネシアルピアです。一部の観光地ではクレジットカードや電子マネーの導入も進んでいますが、現地の屋台や小さな商店などでは未導入です。
現金を持ち歩いた方がバリ島を安心して楽しめます。
インドネシアの通貨はルピア
2024年5月現在1円=約100ルピアとなります。100,000、50,000、20,000、10,000、5,000、2000、1000ルピア札と、1,000、500ルピアのコインが あります。
10,000円を両替すると1,000,000ルピアになります。桁が多いので混乱しがちですが、二桁とると大体日本円になるため、計算しやすいです。
バリ島でルピアを得る方法
バリ島でルピアを得る方法はいくつかあります。しかし方法を間違えると手数料を多くとられる場合もあり、事前の情報把握が大切です。
ここでは、お得にルピアを得るための方法をご紹介します。
日本円を両替する
日本円をルピアに両替するのが一般的です。
まず空港に両替所があり、到着後すぐに円を両替できます。しかし街中に比べるとレートが悪いため、必要最低限のお金だけ両替すると良いです。
後日街中のレートが良い両替所で両替すると、お得にルピアを得られます。「MONEY CHANGER」という看板を目標に探しましょう。
しかし一部では公定レートより高く設定されている所や、高額な手数料を引く悪質な両替所もあります。店内が明るく、外からもはっきりと見える両替所を選びましょう。また伝票にパスポートナンバーの記載を求められることもあるので、コピーを携帯していると便利です。
クレジットカードのキャッシング機能
現地のATMで、クレジットカードのキャッシング枠を使ってルピアを引き出せます。国際実勢レートが適用されるので、両替所よりレートが良いためお得です。ただしATMによっては手数料がかかるため、事前に調べておきましょう。
ぼったくりの心配がいらない上に、ATMは街中にたくさんあるためおすすめな方法です。しかしごく稀に、クレジットカードが吸い込まれて返却されない事例が発生します。銀行の中や警備員のいるATMを使用すると、万が一の時にも安心です。
Wiseに送金
Wiseカードを使って、現地のATMで通貨を引き出すことも可能です。カードを作成して、アプリを登録し、現地で引き出す際のPINの設定まで日本で済ませておきましょう。カードの作成には¥1,200-かかります。
使用方法としては、日本の銀行からWiseの口座に日本円もしくはインドネシアルピアを振り込み、現地のATMで引き出します。こちらも国際実勢レートが適用されるので、両替所よりもレートが高いです。1か月に2回まで手数料なしで引き出しができます。
海外に頻繁に行かれる方はWiseを作っておくと非常に便利なためおすすめです。
バリ島での支払い方法はクレジットカードが普及。現金をたくさん持ち歩かなくてもOK
バリ島での滞在を快適に過ごすためには、現地での支払い方法を理解しておくことが重要です。ここでは、クレジットカードの利用可能性や電子決済サービスの普及状況について詳しく見ていきましょう。
クレジットカードの利用可能性
バリ島の都市部や観光地では、クレジットカードの利用が広く受け入れられています。特に高級ホテル、レストラン、ショッピングモールなどでは、VISA、MasterCard、American Expressなどの主要なクレジットカードが使用可能です。
しかし、地方の小さな店舗や屋台、ローカルマーケットでは、現金のみの取引が一般的です。また、クレジットカード決済の際に3〜5%程度の手数料が上乗せされることがあるため、注意が必要です。
トラブル防止のために、複数のクレジットカードを持参し、使用の際は常に目の前で決済することをお勧めします。また、カード情報の盗難を防ぐため、公共のWi-Fiでのオンラインショッピングは避けましょう。
電子決済サービスの普及状況
近年、バリ島でも電子決済サービスの普及が進んでいます。特に都市部では、GoPay、OVO、LinkAjaなどのローカルな電子決済アプリが広く使われています。
これらのアプリは、タクシーやフードデリバリー、コンビニエンスストアでの支払いに便利です。
海外からの観光客向けには、PayPalやAlipayなどの国際的な電子決済サービスも一部の店舗で利用可能です。ただし、これらのサービスの対応店舗はまだ限られているため、主要な支払い手段としては現金やクレジットカードを準備しておくことをお勧めします。
電子決済サービスを利用する際は、事前にアプリをダウンロードし、必要な設定を済ませておくと便利です。また、セキュリティの観点から、大きな金額をアプリにチャージすることは避け、必要な分だけチャージするようにしましょう。
電子決済サービスを利用すると、現金を持ち歩く必要がなくなり、安全性が高まります。特に長期滞在の方におすすめです。
バリ島とセブ島どちらが安い? コストパフォーマンスはバリ島のほうが良い
バリ島と似ている場所として、セブ島が挙げられます。同じ東南アジアのリゾート地として混合されている方も多いのではないでしょうか。
ここでは2つの国の物価などを比較しました。
物価の比較
セブ島とバリ島はどちらも物価が安いです。ややセブ島の方が安い傾向にあります。
ミネラルウォーター | ローカルフード | 高級レストラン | ビッグマック | ビール | |
バリ島 | 3000ルピア (約30円) | 15,000ルピア (約150円) | 800,000ルピア (約8,000円) | 3,6000ルピア (約360円) | 27000ルピア (約270円) |
セブ島 | 10ペソ (約30円) | 50ペソ (約130円) | 3,000ペソ (約8,0000円) | 140ペソ (約370円) | 45ペソ (約120円) |
バリ島とセブ島は語学留学される方が迷われますよね。以下の記事で語学留学の費用についてまとめております。
【おまけ1】日本語の通じやすさ
結論から言うと、バリ島の方が日本語が通じます。
バリ島の主要観光地や大きなホテル、ヴィラやスパには日本人スタッフが常駐してることが多いです。また現地のスタッフでも日本語が話せる方が多いです。
対してセブ島のあるフィリピンでは、残念ながらほとんど日本語は通じません。公用語として英語が使われているため、ある程度英語が使える方は問題ないです。
言語への心配がある方はバリ島を選ぶとより楽しめるでしょう。
【おまけ2】アクテビティの比較
どちらも海に囲まれたリゾート地ですが、アクティビティに少し違いがあります。
バリ島
・バリヒンドゥー教の寺院巡り
・スパやマッサージ
・ビーチ巡り
セブ島
・島を巡るアイランドホッピング
・水中アクティビティ
・滝での自然体験
どちらも最高のアクティビティを経験できます。バリ島は「お洒落」、セブ島は「自然」という印象を受けますね。
バリ島での予期せぬ出費も。大きな金額ではありませんが、覚えておきましょう
バリ島旅行を計画する際、予算内に収めるためには予期せぬ出費にも注意を払う必要があります。ここでは、チップの文化や観光税、入島税といった、事前に知っておくべき追加費用について詳しく解説します。
チップの文化
バリ島では、日本とは異なり、チップの文化が一般的です。ただし、欧米ほど厳格なルールはなく、サービスに満足した場合に任意で支払うことが多いです。
一般的なチップの目安は以下の通りです:
- レストラン:請求額の5〜10%(サービス料が含まれていない場合)
- ホテルのポーター:荷物1つにつき10,000〜20,000ルピア(約70〜140円)
- スパやマッサージ:料金の10〜15%
- タクシードライバー:料金の端数を切り上げる程度
チップは強制ではありませんが、良いサービスに対して支払うことで、現地の人々との良好な関係を築くことができます。ただし、高級ホテルやレストランでは、すでに請求書にサービス料が含まれていることが多いので、確認が必要です。
観光税や入島税
バリ島を訪れる観光客は、2024年2月14日から新たに導入された観光税を支払う必要があります。この税金は、バリ島の環境保護や文化保全のために使用されます。
観光税の詳細は以下の通りです:
- 金額:150,000ルピア(約1,500円)
- 対象:外国人観光客(インドネシア国民を除く)
- 支払い方法:オンラインまたは到着時
- 有効期間:支払い日から最大14日間
また、バリ島周辺の小島を訪れる際には、別途入島税が必要な場合があります。例えば、人気の観光地であるヌサペニダ島では、約30,000ルピア(約300円)の入島税がかかります。
これらの税金は比較的少額ですが、家族旅行や長期滞在の場合は総額が大きくなる可能性があるため、事前に予算に組み込んでおくことをお勧めします。
観光税の支払いは、バリ島の美しい自然や文化を守ることにつながります。未来の世代のためにも、ご協力をお願いします。
バリ島で節約するには、ローカルマーケットの活用がおすすめ
バリ島は比較的リーズナブルな旅行先として知られていますが、さらに賢く旅行費用を抑えるためのテクニックがあります。ここでは、地元の市場での買い物や交通手段の選び方など、バリ島での効果的な節約術をご紹介します。
地元の市場での買い物
バリ島の地元市場(パサール)は、新鮮な食材や手工芸品を格安で購入できる宝庫です。観光客向けの店舗と比べて、価格が半分以下になることも珍しくありません。
地元市場での買い物のコツ:
- 早朝に訪れる:最も新鮮な商品が並び、混雑も少ないです
- 値段交渉をする:適度な値切りは当たり前の文化です
- 現地語(インドネシア語)で挨拶する:親しみやすさが値引きにつながることも
- 量り売りの商品は計量を確認する:間違いを防ぐためです
特におすすめの市場として、ウブドのウブド・マーケットや、クタのバドゥン・マーケットがあります。これらの市場では、新鮮な果物や野菜、バリ島の伝統的な布(バティック)、木彫りの工芸品などを購入できます。
地元の市場で買い物をすることは、単なる節約以上の意味があります。現地の人々との交流を通じて、バリ島の文化や生活をより深く理解することができるでしょう。
交通手段の選び方
バリ島での移動手段を賢く選ぶことで、大幅な節約が可能です。
以下に、コスト効率の高い交通手段をご紹介します。
バイクレンタル:
バリ島では、バイクのレンタルが一般的で、1日あたり50,000〜70,000ルピア(約500〜700円)程度で借りられます。長期滞在の場合は月単位でレンタルすると、さらに安くなります。ただし、交通ルールや運転に自信がない場合は避けましょう。
Grab(配車アプリ):
東南アジア版Uberとも言えるGrabは、バリ島でも広く利用されています。通常のタクシーよりも安価で、料金も事前に分かるため、ぼったくりの心配がありません。
公共バス(Kura-Kura Bus):
主要観光地を結ぶKura-Kura Busは、安価で便利です。1回の乗車で20,000〜80,000ルピア(約200〜800円)程度で、1日乗車券も利用可能です。
長距離移動はシャトルバス:
島の南北を移動する際は、Peramaなどのシャトルバスサービスが便利です。タクシーよりも大幅に安く、快適に移動できます。
交通手段を選ぶ際は、移動距離や目的地、同行者の数、荷物の量などを考慮しましょう。
また、長期滞在の場合は、宿泊先の選択も重要です。主要観光地や施設へのアクセスが良い場所を選べば、交通費を大幅に削減できます。
バイクでの移動は楽しいですが、安全が第一です。必ずヘルメットを着用し、保険にも加入しましょう。
バリ島・インドネシア滞在を安く済ませるコツは「食事」
バリ島は観光客向けのものとローカル向けの物で著しく物価に差が生じます。その日の気分やお財布の状況によってローカル向けの物をうまく取り入れることで、滞在を安く済ませることができます。
レストランではなく、ローカルフードを食べてみる
屋台やローカルな食堂で食べることで、食費を抑えられます。1食100円程度と驚きの安さです。
ナシゴレンやミーゴレンが有名なインドネシア料理。日本人の味覚にも合っていて非常に人気を集めています。
レストランでも勿論食べることができますが、ローカルの食堂や屋台の値段より高額です。
中でもおすすめのローカルフードは「ナシチャンプル」。ずらりと並んだおかずの中から自分で食べたいものをいくつか選んで載せる、ワンプレートスタイルのご飯です。
ローカルフードは安くて美味しいです。出費を抑えられる上に旅行の良い思い出にもなるため、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
ホテルのスパではなく、街のスパを利用する
現地の人も通う「街スパ」を利用することで出費を抑えられます。
バリ島はスパやマッサージの聖地として有名です。何万円もするホテルの高級スパもあれば、1時間1000円ほどの安いスパもあります。
街スパは安いですが、日本人でも大満足の施術内容です。何度も高級スパに行く予定の方は、何回か街スパに切り替えることで費用を抑えられます。
バリ島で長期滞在をする際の費用は「10〜15万円」くらい
バリ島での長期滞在を考えている方にとって、月単位でのコスト把握は非常に重要です。
ここでは、アパートやヴィラの月単位での賃貸料、そして生活必需品の月間コストについて詳しく解説します。これらの情報を参考に、長期滞在の予算を立てやすくなるでしょう。
アパートやヴィラの月単位での賃貸料
バリ島での長期滞在には、アパートやヴィラの賃貸が人気です。
場所や設備によって料金は大きく異なりますが、一般的な月額賃貸料の目安は以下の通りです:
- スタジオタイプのアパート:300万〜500万ルピア(約3万〜5万円)
- 1ベッドルームアパート:500万〜800万ルピア(約5万〜8万円)
- 2ベッドルームヴィラ:800万〜1500万ルピア(約8万〜15万円)
- 高級ヴィラ:1500万ルピア以上(約15万円以上)
これらの料金には通常、水道代、電気代、インターネット代が含まれています。ただし、高額な電気代がかかるエアコンの使用料は別途請求されることがあるので注意が必要です。
長期滞在の場合、6ヶ月以上の契約で大幅な割引が適用されることがあります。また、オフシーズンは更に安くなる傾向にあるので、賃貸を始める時期も考慮に入れると良いでしょう。
場所選びも重要です。ウブドは文化的な体験を求める方に、クタやスミニャックはビーチやナイトライフを楽しみたい方に人気があります。チャングーは、サーフィンやヨガを楽しむ長期滞在者に人気のエリアです。
生活必需品の月間コスト
バリ島での生活費は、日本と比べてかなり安く済みます。
以下に、主な生活必需品の月間コストの目安を示します:
- 食費(自炊中心):200万〜300万ルピア(約2万〜3万円)
- 外食(ローカル食堂中心):300万〜500万ルピア(約3万〜5万円)
- 交通費(バイクレンタル含む):100万〜200万ルピア(約1万〜2万円)
- 通信費(SIMカード):10万〜20万ルピア(約1000〜2000円)
- 娯楽費:200万〜400万ルピア(約2万〜4万円)
これらを合計すると、月々の生活費は約810万〜1420万ルピア(約8万1000円〜14万2000円)程度となります。もちろん、個人の生活スタイルによって大きく変動します。
地元のワルンと呼ばれる食堂を利用したり、地元のマーケットで食材を購入したりすることで、さらに食費を抑えることができます。また、長期滞在者向けのジムやヨガスタジオの会員になると、月額で割安に利用できることが多いです。
長期滞在では、現地の生活リズムに合わせることで自然と出費を抑えられます。ゆったりとしたバリ時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。
バリ島でのワーキングホリデーや長期滞在のビザ費用
バリ島での長期滞在やワーキングホリデーを考えている方にとって、ビザの取得は避けて通れない重要な問題です。ここでは、バリ島での長期滞在に必要なビザの種類とその費用について詳しく解説します。
観光ビザ(Visa on Arrival)
30日以内の短期滞在であれば、ほとんどの国の人々は到着時にビザを取得できます。費用は50万ルピア(約5000円)で、一度だけ30日間の延長が可能です。延長費用は約70万ルピア(約7000円)です。
社会文化ビザ(Sosial Budaya Visa)
最長6ヶ月間の滞在が可能なビザです。
初回の滞在期間は60日で、その後30日ごとに4回まで延長できます。取得には、バリ島在住のスポンサーが必要です。
費用の目安:
- 初回取得:約5万円(申請代行業者を利用する場合)
- 延長(1回につき):約1万5000円
就労ビザ(KITAS)
バリ島で働く場合に必要なビザです。通常、雇用主が手続きを行います。有効期間は1〜2年で、更新可能です。
費用の目安:
- 初回取得:約20万〜30万円
- 更新:約10万〜15万円
ビザの取得や更新には時間がかかることがあるため、余裕を持って手続きを始めることをおすすめします。また、規則は頻繁に変更される可能性があるので、最新情報を確認することが重要です。
ワーキングホリデービザについては、残念ながら日本とインドネシアの間でワーキングホリデー協定が結ばれていないため、現時点では利用できません。しかし、社会文化ビザを利用して長期滞在しながら、オンラインで仕事をする「デジタルノマド」のライフスタイルを選択する人も増えています。
ビザの選択は滞在目的によって異なります。確実な情報を得るためにも、大使館や信頼できる代行業者に相談することをおすすめします。
バリ島での医療費を抑えるために、海外旅行保険に入っておくべき
バリ島での滞在中、健康や安全は最優先事項です。
ここでは、バリ島での一般的な診療費と、旅行保険の重要性について詳しく解説します。予期せぬ医療費の出費に備えることで、より安心して滞在を楽しむことができるでしょう。
一般的な診療費
バリ島の医療費は、日本と比べると全体的に安価です。ただし、施設のグレードによって大きく異なります。
以下に、一般的な診療費の目安を示します:
- 一般的なクリニックでの診察:10万〜30万ルピア(約1000〜3000円)
- 専門医の診察:30万〜100万ルピア(約3000〜1万円)
- 歯科治療(虫歯の詰め物):50万〜100万ルピア(約5000〜1万円)
- 血液検査:30万〜50万ルピア(約3000〜5000円)
- X線撮影:20万〜40万ルピア(約2000〜4000円)
高級な国際病院では、これらの費用が2〜3倍になることもあります。一方、地元向けの公立病院ではさらに安価ですが、言語の問題や設備の違いがあるかもしれません。
重要なのは、軽症のうちに受診することです。早期の対応で、深刻な症状への進行や高額な医療費の発生を防ぐことができます。また、英語対応可能な医療機関のリストを事前に確認しておくと安心です。
旅行保険の重要性
バリ島滞在中の医療費や不測の事態に備えて、旅行保険への加入は非常に重要です。特に長期滞在の場合、保険なしで高額な医療費を支払うリスクは避けるべきです。
旅行保険でカバーされる主な項目:
- 医療費(外来、入院、手術など)
- 緊急移送費用
- 携行品の盗難・損害
- 旅行キャンセル費用
- 賠償責任
保険料は滞在期間や補償内容によって異なりますが、1週間の滞在で5000円〜1万円程度、1ヶ月の長期滞在で2万円〜3万円程度が一般的です。
バリ島では、交通事故や食中毒、デング熱などの感染症のリスクもあります。これらの治療には高額な費用がかかる可能性があるため、十分な補償内容の保険を選ぶことが重要です。
また、クレジットカード付帯の海外旅行保険では補償が不十分な場合があるので、長期滞在の場合は別途包括的な旅行保険に加入することをおすすめします。
旅行保険は「かけて損」はありません。安心して楽しい旅行をするための必須アイテムですね。
まとめ:バリ島の魅力と経済的な滞在のポイント
バリ島は、その美しい自然、豊かな文化、そしてリーズナブルな物価で多くの旅行者を魅了しています。本記事で紹介した情報を活用することで、より経済的かつ充実したバリ島滞在を実現できるでしょう。
ポイントをまとめると:
- オフシーズンの利用で大幅な節約が可能
- 地元の市場や食堂の利用でコストダウン
- 長期滞在ではアパートやヴィラのレンタルがお得
- 適切なビザの選択と旅行保険の加入が重要
特に、バリ島留学はコストパフォーマンスが高く、語学力向上と異文化体験を同時に楽しめるおすすめの選択肢です。ワーキングホリデーを考えている方も、まずはバリ島留学で現地の雰囲気を体験してみるのが良いでしょう。
円安だけど、オトクに留学したい!と言う方には、バリ島留学がオススメです。
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バリ島での滞在は、単なる観光以上の価値があります。現地の人々との交流、伝統文化の体験、そして自分自身を見つめ直す機会にもなるでしょう。経済的に賢く滞在することで、より長く、より深くバリ島の魅力を堪能できるはずです。
バリ島での素晴らしい体験があなたを待っています。この記事が、あなたのバリ島滞在をより豊かなものにする一助となれば幸いです。
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