【2024年6月最新!】バリ島・インドネシアの物価は安い! 現地のお金事情も解説
インドネシア・バリ島の物価は、日本と比べて安いです。近年の円安を考慮しても、日本人にとって安価な傾向があります。しかしバリ島は世界的にも大人気リゾート地のため、一概に全てが安いと言えるわけではありません。
バリ島ならではの観光客価格があるため、下調べをしておくことで、現地での生活をより賢く楽しめます。
本記事ではバリ島滞在時にかかるお金の諸々についてご紹介します!
バリ島行きを検討中の方や旅行を控えている方の参考になれば幸いです。
バリ島・インドネシアの物価水準
バリ島の物価水準は日本のわずか3分の1です。実際は3分の1以下のものもあれば、日本と変わらないものも一部存在します。
ここではバリ島での具体的な値段をご紹介します!
バリ島の食事の費用
ミネラルウォーター | ローカルフード | 高級レストラン | ビッグマック | ビール |
(30円程度) | 3000ルピア(約150円) | 15,000ルピア(約8,000円) | 800,000ルピア(約360円) | 3,6000ルピア(約270円) | 27000ルピア
バリ島の物価は全体的に安いです。ご飯が一食なんと150円で食べられます。1日3食食べてもなんと500円以内!!
対してマクドナルドのようなチェーン店や高級レストランは日本と大差はないです。
またビールなどのお酒だけは日本より高額です。宗教上の理由で、インドネシアはお酒がほとんど流通していません。バリ島は観光客が多いため特別に販売しているため、値段が高騰しているわけです。
物価だけ見ても、その国の文化の違いを感じ取れて興味深いですね。
バリ島の交通機関の値段
バリ島は交通機関も非常に安価に利用できます。特にバリ島ではバイクタクシーの利用が主流です。
近場のカフェやレストランに行く際には非常に便利です。
タクシー10分 (約5km) | バイクタクシー 10分 (約5km) |
約400円 | 約40,000ルピア約110円 | 約11,000ルピア
東京都内にてタクシーで5 km移動すると、約1,620円かかります。バリ島のタクシーがいかに安いかがよくわかります。
費用を抑えるためには、安い航空券を探すことも必須です!詳しくは以下のをご覧ください!
参考記事:日本からバリ島への行き方は?安い航空券の買い方も解説
バリ島のホテルの値段
バリ島といえばヴィラのような高級ホテルのイメージを持たれがちですが、安めのゲストハウスもあります。
ヴィラ | ホテル | 安めのゲストハウス |
(25,000円~) | 2,500,000ルピア~(10,000円~) | 1,000,000ルピア~(3,000円~) | 300,000ルピア~
高級宿については、上を見上げればキリがありません。しかし比較的豪華なホテルでも、シーズンやサイトによって驚くほど安く泊まれることもあります。
価格を最低限に抑えたい方はゲストハウスを選ぶと良いでしょう。プール付きやコワーキングスペース付きなどおしゃれな施設が多く、コストパフォーマンスは抜群です。
比較的安い費用でリゾート滞在できるのもバリ島の醍醐味ですね。
バリ島のアクティビティの値段
バリ島に来たらアクティビティは必須です。神聖なバリヒンドゥー教の寺院やスパ、マリンアクティビティは欠かせません。
物価の安いバリ島では、これらのアクティビティも比較的安価に楽しめます。ここでは代表的な3つのアクティビティの相場をご紹介します!
バリ島の寺院
バリ島には沢山の有名寺院があり、どの寺院にも安価で入場できます。
バリ島の有名寺院
- タナロット寺院 : 60,000ルピア(約575円)
- ウルワツ寺院寺院 : 50,000ルピア(約480円)
- ブサキ寺院 : 50,000ルピア(約480円)
- タマンアユン寺院 : 30,000ルピア(約290円)
全ての寺院を回っても入場料は2000円もかかりません。
リゾート地バリ島でスパ体験
バリ島はスパやマッサージ店が有名で、値段はピンからキリまで幅広いです。
ローカルの人も通う「街中スパ」とリゾートホテルなどにある「高級スパ」の2種類があります。
街中スパ(1時間の全身マッサージ) | 高級スパ(3時間の全身マッサージ+トリートメント) |
100,000ルピア~(1,000円~) | 1,000,000ルピア~(10,000円~) |
街中スパは非常に安価で本格的なマッサージを受けられます。ローカルな人向けとは言え、日本人が受けても十分すぎるクオリティーです。
高級スパはオイルの素材からこだわった、最上級のラグジュアリー体験ができます。どちらも日本と比較すると破格の金額で施術を受けられます。
マリンアクティビティ
バリ島では各種マリンスポーツが楽しめます。日本や他のリゾート地より安価にできるため、挑戦してみる良い機会になりそうですね。
シュノーケリング | バナナボート | サーフィンガイド | 体験ダイビング |
200,000ルピア~ (2,000円~) | 200,000ルピア~ (2,000円~) | 500,000ルピア~ (5,000円~) | 1,500,000ルピア~ (1,5000円~) |
バリ島の綺麗な海で、気軽にシュノーケリングやサーフィンを始められます。
アクティビティ以外にも、バリ島にはおしゃれなカフェがたくさん!以下の記事も参考にしてみてね♪
バリ島・インドネシアの通貨事情
バリ島での通貨はインドネシアルピアです。一部の観光地ではクレジットカードや電子マネーの導入も進んでいますが、現地の屋台や小さな商店などでは未導入です。
現金を持ち歩いた方がバリ島を安心して楽しめます。
インドネシアの通貨はルピア
2024年5月現在1円=約100ルピアとなります。100,000、50,000、20,000、10,000、5,000、2000、1000ルピア札と、1,000、500ルピアのコインが あります。
10,000円を両替すると1,000,000ルピアになります。桁が多いので混乱しがちですが、二桁とると大体日本円になるため、計算しやすいです。
バリ島でルピアを得る方法
バリ島でルピアを得る方法はいくつかあります。しかし方法を間違えると手数料を多くとられる場合もあり、事前の情報把握が大切です。
ここでは、お得にルピアを得るための方法をご紹介します。
日本円を両替する
日本円をルピアに両替するのが一般的です。
まず空港に両替所があり、到着後すぐに円を両替できます。しかし街中に比べるとレートが悪いため、必要最低限のお金だけ両替すると良いです。
後日街中のレートが良い両替所で両替すると、お得にルピアを得られます。「MONEY CHANGER」という看板を目標に探しましょう。
しかし一部では公定レートより高く設定されている所や、高額な手数料を引く悪質な両替所もあります。店内が明るく、外からもはっきりと見える両替所を選びましょう。また伝票にパスポートナンバーの記載を求められることもあるので、コピーを携帯していると便利です。
クレジットカードのキャッシング機能
現地のATMで、クレジットカードのキャッシング枠を使ってルピアを引き出せます。国際実勢レートが適用されるので、両替所よりレートが良いためお得です。ただしATMによっては手数料がかかるため、事前に調べておきましょう。
ぼったくりの心配がいらない上に、ATMは街中にたくさんあるためおすすめな方法です。しかしごく稀に、クレジットカードが吸い込まれて返却されない事例が発生します。銀行の中や警備員のいるATMを使用すると、万が一の時にも安心です。
Wiseに送金
Wiseカードを使って、現地のATMで通貨を引き出すことも可能です。カードを作成して、アプリを登録し、現地で引き出す際のPINの設定まで日本で済ませておきましょう。カードの作成には¥1,200-かかります。
使用方法としては、日本の銀行からWiseの口座に日本円もしくはインドネシアルピアを振り込み、現地のATMで引き出します。こちらも国際実勢レートが適用されるので、両替所よりもレートが高いです。1か月に2回まで手数料なしで引き出しができます。
海外に頻繁に行かれる方はWiseを作っておくと非常に便利なためおすすめです。
バリ島とセブ島どちらが安い?
バリ島と似ている場所として、セブ島が挙げられます。同じ東南アジアのリゾート地として混合されている方も多いのではないでしょうか。
ここでは2つの国の物価などを比較しました。
物価の比較
セブ島とバリ島はどちらも物価が安いです。ややセブ島の方が安い傾向にあります。
ミネラルウォーター | ローカルフード | 高級レストラン | ビッグマック | ビール | |
バリ島 | 3000ルピア (約30円) | 15,000ルピア (約150円) | 800,000ルピア (約8,000円) | 3,6000ルピア (約360円) | 27000ルピア (約270円) |
セブ島 | 10ペソ (約30円) | 50ペソ (約130円) | 3,000ペソ (約8,0000円) | 140ペソ (約370円) | 45ペソ (約120円) |
バリ島とセブ島は語学留学される方が迷われますよね。以下の記事で語学留学の費用についてまとめております。
【おまけ1】日本語の通じやすさ
結論から言うと、バリ島の方が日本語が通じます。
バリ島の主要観光地や大きなホテル、ヴィラやスパには日本人スタッフが常駐してることが多いです。また現地のスタッフでも日本語が話せる方が多いです。
対してセブ島のあるフィリピンでは、残念ながらほとんど日本語は通じません。公用語として英語が使われているため、ある程度英語が使える方は問題ないです。
言語への心配がある方はバリ島を選ぶとより楽しめるでしょう。
【おまけ2】アクテビティの比較
どちらも海に囲まれたリゾート地ですが、アクティビティに少し違いがあります。
バリ島
・バリヒンドゥー教の寺院巡り
・スパやマッサージ
・ビーチ巡り
セブ島
・島を巡るアイランドホッピング
・水中アクティビティ
・滝での自然体験
どちらも最高のアクティビティを経験できます。バリ島は「お洒落」、セブ島は「自然」という印象を受けますね。
バリ島・インドネシア滞在を安く済ませるコツ
バリ島は観光客向けのものとローカル向けの物で著しく物価に差が生じます。その日の気分やお財布の状況によってローカル向けの物をうまく取り入れることで、滞在を安く済ませることができます。
レストランではなく、ローカルフードを食べてみる
屋台やローカルな食堂で食べることで、食費を抑えられます。1食100円程度と驚きの安さです。
ナシゴレンやミーゴレンが有名なインドネシア料理。日本人の味覚にも合っていて非常に人気を集めています。レストランでも勿論食べることができますが、ローカルの食堂や屋台の値段より高額です。
中でもおすすめのローカルフードは「ナシチャンプル」。ずらりと並んだおかずの中から自分で食べたいものをいくつか選んで載せる、ワンプレートスタイルのご飯です。
ローカルフードは安くて美味しいです。出費を抑えられる上に旅行の良い思い出にもなるため、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
ホテルのスパではなく、街のスパを利用する
現地の人も通う「街スパ」を利用することで出費を抑えられます。
バリ島はスパやマッサージの聖地として有名です。何万円もするホテルの高級スパもあれば、1時間1000円ほどの安いスパもあります。
街スパは安いですが、日本人でも大満足の施術内容です。何度も高級スパに行く予定の方は、何回か街スパに切り替えることで費用を抑えられます。
円安の今こそ、物価の安いバリ島・インドネシアに!
今回はバリ島の物価についてご紹介しました!バリ島の物価は日本の約1/3と非常に安いです。現在の円安を加味しても、安価に楽しめます。
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