ワーホリ前に語学学校に行かないのは無謀？行かなくていい人の特徴や行かないリスクをご紹介

2024年2月28日2024年5月3日

ワーキングホリデー（ワーホリ）は、異文化を体験しながら語学力を向上させる絶好の機会です。しかし、出発前に語学学校に通うべきかどうかは、多くの人にとって大きな疑問です。

本記事では語学学校に行かない選択をする理由や語学学校に行かずにワーホリに行くリスクをご紹介します。また語学学校へ通うことのメリットも解説していますので、ワーホリを検討中の方の参考になれば幸いです。

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ワーホリ前に語学学校に行かない人がいる理由

ワーホリに参加する人の中には、語学学校に行かない人も少なからずいらっしゃいます。彼らはなぜ語学学校に行かなかったのでしょうか。

コスト削減

ワーキングホリデー前に語学学校に通うことを選ばない最大の理由の1つが、コスト削減です。語学学校の費用は、授業料だけでなく、教材費や交通費など、さまざまな追加費用がかかります。

国や学校により費用は異なりますが、安い国でも1ヶ月20万円以上、高いと60万円以上かかるため、金銭的に余裕がなければ通うことができません。

国	1年間の留学費用の目安	1ヶ月の留学費用の目安
フィリピン	125万円～250万円	20万円～30万円
バリ島	150万円～250万円	25万円～35万円
フィジー	200万円～250万円	25万円〜40万円
マルタ	250万円～300万円	25万円〜50万円
オーストラリア	250万円～350万円	25万円～60万円
アメリカ	300万円～350万円	30万円～60万円
イギリス	300万円～450万円	30万円～65万円

語学学校の費用や安く抑える方法については、以下の記事をご参考ください。
【2024】留学費用が安い国4選！費用を安くするコツも紹介

日本で英語学習をしている

海外で英語を勉強せずに、日本で勉強して行ってからワーホリに行く方もいらっしゃいます。

具体的な方法は以下の通りです。

英会話教室に通う
オンライン英会話を契約する
独学で勉強する
日本で外国人の友達と話して練習する

しかし日本での英語学習は継続が難しく、3日坊主で終わる方も少なくありません。ご自身を律して英語学習できる方は問題ありませんが、心配な方は海外の語学学校で集中して勉強した方が効率的です。

語学学校に行かなくても問題ない人の特徴

ワーホリ前に語学学校に行かなくても、海外で問題なく働けている方もいらっしゃいます。

ご自身が以下の特徴に当てはまる場合は、語学学校に行かなくても問題ないでしょう。

すでに十分な英語力がある

ワーキングホリデーを成功させるためには、出発前にある程度の語学力を持っていることが重要です。すでに英語でスムーズなコミュニケーションが取れるレベルの方は、語学学校に行かなくても海外で問題なくやっていけるでしょう。

日常生活での簡単な英語のコミュニケーション
職場で必要な語彙や英語力
自分の意思を伝える語彙力

これらのスキルを持っていることで、現地での生活がぐっと楽になります。また、新しい言語を学ぶ際のモチベーションにも繋がります。

ワーホリに必要な英語力については、以下の記事をご参考ください。
英語ができないままワーホリに行くとどうなる？必要な英語力も解説

英語をあまり使わない予定

ワーホリ期間中に英語を使う仕事に従事する予定ではない方は、語学学校であらかじめ勉強しなくても暮らしていけるでしょう。上司や顧客が日本人や日本語を話せる人のみの場合は、仕事も日本語で行うためです。

具体的には「日本語教師」や「日本人経営の日本食レストラン」などがあげられます。

しかし日本語しか使わない仕事については、給与水準が低い傾向にあるため注意が必要です。また英語を使用しないため、英語力の向上は期待できません。ワーホリ期間中に英語に挑戦したい方やお金を稼ぎたい方は語学学校へ通うことを検討するべきでしょう。

語学学校に行かないリスク

一部の方は語学学校へ行かなくても問題なく生活できますが、一般的には語学学校に行かずにワーホリはリスクが伴います。

語学学校に行かずにワーホリへ行こうとしている方は、あらかじめリスクを把握した上で決断しましょう。

いきなり慣れない海外生活が始まる

ワーキングホリデーを始める前に語学学校に通わないと、海外に慣れていない状態で海外生活が始まることになります。新しい環境に順応するのに時間がかかるでしょう。

語学学校では英語以外にも、現地の文化や生活様式について学ぶことができます。何か困ったことがあれば学校のスタッフや友人に気軽に質問できるのもメリットです。しかし語学学校へ行っていないと、「スーパーでの買い物ができない」「公共交通機関の使い方がわからない」など、日常生活が困難になることもあります。

語学学校での経験は、海外生活に慣れるための貴重な時間です。海外での滞在をスムーズに楽しむためにも、語学学校へ行くことをおすすめします。

現地でコミュニケーションが取れない

ワーキングホリデーを始める際、語学学校をスキップすることは、現地で円滑なコミュニケーションを取れずに不便やストレスを抱える可能性が高いです。特に、日常会話や緊急時の対応に必要な語学力が不足している場合、この問題は顕著になります。

言語の壁は、社会的な孤立感を引き起こすことも珍しくありません。現地のコミュニティや活動に参加することが難しくなり、ワーキングホリデーの経験を十分に楽しむことができなくなるため避けるべきです。ワーホリにおいて英語力が不足していると、仕事を見つけるのも困難になります。

ワーホリを最大限に楽しむためには、語学学校で英語力を身につけることが重要です。語学学校に通うことで、同じ志を持った仲間と勉強できます。整った環境で集中して学ぶことで、自身の英語に自信がついて留学先での生活をより良いものにできるでしょう。

語学学校へ行くメリット

ワーホリでの生活をより良くするには、語学学校へ通ってしっかりと事前準備することが大切です。

以下ではワーホリ前に語学学校へ行くことのメリットをご紹介します。

英語力の向上

語学学校へ通う最大のメリットは「英語力の向上」です。語学学校では、プロの講師による緻密な指導や充実した語学プログラムが提供され、短期間で確実な英語のスキルアップが期待できます。

基本的な英語でのコミュニケーション能力は、ワーホリ中に現地の人々と関わるために不可欠です。語学学校によっては日本語訛りをなくすための、発音レッスンに力を入れている学校もあります。本場の発音をマスターすることは、現地の方の英語や方言を理解するのにも役立つでしょう。

語学学校に通うことで、英語力が飛躍的に向上して自信を持って英語を話せるようになります。留学を成功させるために、語学学校への進学は間違いありません。

人脈が広がる

ワーホリ前に語学学校に通うことは、人脈を広げるための素晴らしい機会です。語学学校には、世界中から集まった留学生が学んでいます。彼らと交流することで、様々な国の文化や考え方に触れることができます。国際的な友人を作ることで、自分の視野を広げることができるだけでなく、将来のビジネスやキャリアにもプラスになるでしょう。

さらにワーホリでは人から仕事を紹介してもらうことも珍しくありません。仕事不足である現在、効率的に仕事を見つけるためにも人のツテは非常に重要です。同じ語学学校の友人や、OB・OGが仕事の紹介や相談をしてくれることもあるため、語学学校に通うことが有利に働きます。